藤岡信勝研究
「新しい歴史教科書をつくる会」前会長、元拓殖大学非常勤講師の藤岡信勝先生の業績や関連団体について多角的に研究
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言葉が嘘をつくことは誰でも知っている。しかし、「真」を「写」すと思われている写真が、もっとひどい嘘の道具であることはあまり知られていない。


これは、元拓殖大学工学部非常勤講師(今年度の教員名簿には載っていないので、もう教員ではない)の藤岡信勝が平成6年12月3日付産経新聞「正論」欄に書いたフレーズだ。この言葉をそのまま藤岡信勝に進呈しよう。
 
藤岡信勝は今月4日のフェイスブックで次のような文章を掲載した。 

昨日シェアーした、チベットの女性を処刑する写真(前便)について、いくつかの疑念が寄せられています。その多くは合理的な疑念であると考えます。そこで、この件の扱いについて私の調査と見解と今後の対応方針を示し、皆様のご理解を得たいと存じます。
【長いので中略】
(5)結論として、この写真は「チベット」ではなく、中国国内の(おそらくは売春婦の)女性を処刑する写真であると推定されます。
他の方の情報に安易に依存して、正しくない情報を流してしまったことについて、関係者の皆様に深くお詫びいたします。
最近、ある必要があって、スターリンの粛正や強制労働の写真を探したのですが、結局1枚も手に入れることが出来ませんでした。共産党がいかに徹底した情報の隠蔽をしていたか、その実態にふれて身震いする思いでした。中国共産党も原則として同じです。そうした中で、こうした写真は貴重ですが、そこには罠が仕掛けられていることがしばしばです。
そこで、今後は、クレジットの存在しない写真は、原則として一切取り上げないことを私の対応の原則にしたいと思います。
前便の写真は、この記事がアップされた1時間後に、削除いたします。
念のため繰り返します。チベットですさまじい人権蹂躙が行われていることは疑いがありません。しかし、この写真はその証拠として使うことは決してできません。(2014年5月4日午後5時)

 
謝罪文というのは冒頭で謝らなければ印象が悪い。死刑判決みたいに長々と理由を喋って最後に結論を言うものではない。人格がにじみ出ている文章といえるだろう。「スターリンの粛正(引用者注:粛清の誤り)や強制労働の写真を探したのですが、結局1枚も手に入れることが出来ませんでした。共産党がいかに徹底した情報の隠蔽をしていたか、その実態にふれて身震いする思いでした」と言うが、その理屈なら、左翼が「南京大虐殺の証拠となる写真はないかもしれないが、それは日本軍が徹底した情報の隠蔽をしたからだ」と主張しても反論できなくなってしまう。
 
さて、藤岡信勝が「チベットの女性を処刑する写真」を紹介した3日の投稿はこれである。

藤岡信勝が「チベット人に対する処刑」と言った写真
写真は中国軍にとらえられたチベットの少女です。このあと何が起こるでしょうか。銃殺です。そのあと、何が起こるでしょうか。予想を書いてみて下さい。
(      )。
では、この写真の直接の引用元である松岡史章さんの解説をお読み下さい。

 《中国軍によって射殺される直前のチベット人女学生の写真です。射殺するとすぐに臓器の摘出が行われます。信じられないかもしれませんが、これがチベットやウイグルで実行されている民族浄化作戦です。殺せば臓器売買ができます。金になります。容赦ない民族浄化となっています。沖縄が独立して中国に編入されれば、沖縄でも起きることです。民主党や共産党は沖縄を中国に渡そうとしていますが、許せることではありません。民主党、共産党、琉球新聞、沖縄県庁中枢部を壊滅させなければなりません。》
 松岡さんはこうも言っています。
 《こんな虐殺をする中国軍の先兵である中国諜報部隊が、日本の内閣府と沖縄県庁の中枢部と琉球新聞社に入り込んでいるのです。排除すべきです。どんなことがあっても中国軍の上陸を許してはいけません。手引きをする売国奴も始末しなければなりません。》

 写真の出所はTwitter / iloveai1 さんとなっています。 よくぞこの写真が入手できたものだと思います。ホンモノでしょう。 iloveai1 さんは「有田芳生や左翼の連中はこの画像を見てどう思うのか」とコメントしています。

きょうは憲法記念日。別名を「ゴミの日」というそうです。一刻も早く、日本の防衛体制をしっかりするために、ゴミを捨てて自前の憲法をつくらねばなりません。それと、日常的に情報が入ってきませんが、チベット、ウイグルについて、もっともっと知らなければならないと思いました。


いかにも怪しげな写真なのだが、藤岡信勝はコロっと騙され「写真は中国軍にとらえられたチベットの少女です。このあと何が起こるでしょうか。銃殺です。そのあと、何が起こるでしょうか。予想を書いてみて下さい」と問題を出している。答えは「臓器摘出」だという。銃殺したら臓器が損傷して使い物にならないのは子供でも分かるのだが。「よくぞこの写真が入手できたものだと思います。ホンモノでしょう」と言っている。疑問を指摘されると、「チベットの少女」と書いていたくせに、「チベットの女性」と書いたが…と改竄した上で、「調査」の結果「中国国内の(おそらくは売春婦の)女性を処刑する写真であると推定されます」と言い張っている。
 
藤岡信勝がどんな「調査」をしたか知らないが、グーグルで画像検索したら簡単にオリジナル写真が見つかった。
http://www.smruidu.com/m_pic.asp?page=33
元の写真

南京にあるSM専門DVD会社「鋭度主張」のサイトだ。共産支那では裸のSM写真は認められていないので服を着ている。「2007/05/18第十六期:第三届錦繍江南 4.21日会員聚会」と書かれており、2007年に揚子江南岸地域で行われた鋭度主張会員による第3回撮影会らしい。藤岡信勝が「写真は中国軍にとらえられたチベットの少女です。このあと何が起こるでしょうか。銃殺です」「よくぞこの写真が入手できたものだと思います。ホンモノでしょう」」と紹介している。「調査」の結果「中国国内の(おそらくは売春婦の)女性を処刑する写真であると推定されます」と言っている写真はこれの上下の文字を切ってトリミングしたものだ。
 
「いや信じられない。このサイトは処刑写真を使って性的興奮を狙っているのだ」と藤岡信勝は言うかもしれないので、同じ日に同じ場所で撮影された写真を紹介する。
http://www.4126.net/photo/ruiduzhuzhang/624.html

「処刑写真」の「チベットの少女」または「売春婦」を左からA子、B子、C子、D子、E子、F子、G子と名付ける。
 
A子、B子、C子、D子
A子、B子、C子、D子。銃殺するなら吊るし上げたり、SM縛りをする必要はない。
 
E子、F子、G子
E子とG子、F子とG子、同じくF子とG子、スタッフ?とG子。処刑されるなら、なぜ楽しそうに笑っているのか。
 
SM撮影会
銃を持っている者などいない。SM撮影会だから。
 
まだ信じられない? DVDもある。
第三届錦繍江南DVD
http://www.smruidu.com/disk.asp?type=list&page=4
 
B子、C子、D子、E子、F子、G子
B子、C子、D子、E子、F子、G子。
 
F子また笑顔
F子また笑顔…
 
著書『「ザ・レイプ・オブ・南京」の研究―中国における「情報戦」の手口と戦略』などで南京事件のニセ写真、捏造写真を告発している藤岡信勝だが、実際には自分で写真を検証する能力はなく、私の研究成果を盗用したのだ―と、日中問題研究家の松尾一郎氏が主張しているが、なるほど藤岡信勝にはニセ写真を見抜く目など全くないようだ。
 
共産支那による人権弾圧がすさまじいのは事実である。しかし、こんなインチキ写真に騙されている「学者」がいることは、真面目に支那を追及している人たちにとって迷惑以外の何者でもない。ただちに論壇や運動から去ってほしい。
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藤岡信勝とホメオパシー
拙ブログは「新しい歴史教科書をつくる会」というサークルの理事、藤岡信勝拓殖大学工学部非常勤講師(本人は客員教授と主張。その前は教授と詐称していた)といかがわしい人たちの交友を、下記のように指摘してきた。

【藤岡信勝とジー・オーグループ(大神源太)関係】
 ■藤岡信勝先生とジー・オーグループ
【藤岡信勝とサンラ・ワールド(増田俊男)関係】
 ■藤岡信勝のお友達(増田俊男)に強制捜査
 ■藤岡信勝-増田俊男の決定的映像
 ■藤岡信勝のお友達・増田俊男が書類送検された
 ■女検事にいじめられた藤岡信勝のお友達
【藤岡信勝とインチキ労働運動家(鈴木尚之)関係】
 ■藤岡信勝先生の側近・鈴木尚之事務局長の快癒を祈る
 ■鈴木尚之氏(藤岡信勝の側近)が死去
【藤岡信勝と統一教会関係】
 ■藤岡信勝先生の代理人は統一教会弁護士
 ■藤岡信勝先生が「世界日報」に寄稿
 ■藤岡信勝の代理人弁護士が霊感商法事件の公判で言われたこと
 ■藤岡信勝の代理人弁護士が活躍中
 ■警察を批判する福本修也弁護士
 ■統一教会「弾圧」と闘う藤岡信勝代理人弁護士
 ■文鮮明死去…藤岡信勝はどうすればいいのか
 ■藤岡信勝の代理人またも福本修也弁護士
 ■藤岡信勝の代理人弁護士が豪邸建設
【藤岡信勝と幸福の科学関係】
 ■幸福の科学「霊言」の前座を務めた藤岡信勝
 
今度はホメオパシーと付き合っているようだ。冒頭に掲げた写真は12月7、8の両日に開かれる「日本ホメオパシー医学協会」なる組織の「第14回コングレス」なる集会のホームページ
会場も一般に明かされていないこの集会の2日目に、藤岡信勝非常勤講師は参加して講演するという。
 
ホメオパシーとは、毒物などを極度に希釈させた砂糖玉を投与することによって癌などが治るよう導くというニセ科学だ。このホームページによると、ホメオパシーで「薬や予防接種をしなくても健康に生きられる」「原発がなくても電気は不足しない」のだそうだ。
 
開戦記念日の12月8日に保守派の講演会から声が掛からず、ホメオパシー集会の仕事しかないとは…。あるいは病気の家族がホメオパシーにすがっているのだろうか。藤岡信勝はどこまでイッテしまうのか。
 
【追記】この記事が掲載された後、「新しい歴史教科書をつくる会」というサークルは急に12月8日の夕方に集会をすると発表した。
前回記事「つくる会西尾派『藤岡信勝は何様なのか』と糾弾」に続き、「新しい歴史教科書をつくる会」というサークル内の西尾幹二派による藤岡信勝批判を取り上げる。
 
拙ブログは「新しい歴史教科書をつくる会」というサークルの茨城県支部という集まりに所属する川又和敏という老人が開設している「ご隠居様の独り言」というブログについて「インチキなブログ」と指摘してきた。しかし下記の記事は8割方正しい。

つくる会の危機(6)
今回のつくる会の危機(6)は、一昨日のつくる会総会についてである。私は高齢と難聴のため、このところ講演会・懇談会・町議会傍聴・支部の会合など全て欠席している。従ってつくる会総会も委任状を郵送して欠席した。
出席者の話、つくる会MLなどによると、参加人数は今までになく少なく、約80名ほどだったという。会場はぱらぱらだったと想像する。これはつくる会の危機といってよい。
その上討論の時間がカットされて、時間が余ってしまい、懇親会まで随分待たされたという。
6月は多くの会社の株主総会の時期に当たるそうな。今までは、総会屋の跋扈に備えて、いかに早く総会を終わらせるかに腐心したというが、流石に最近は取締も厳しく、また、会社側も株主の質問・意見を丁寧に聞くという総会本来の目的に立ち返り、時間を早く終わらせて喜ぶようなことはしなくなったと聞く。
ところが、つくる会はそうした世間の正しい趨勢をよそに、早く終わらせることに主眼を置いたとすればこれは一体いかなる仔細なのであろうか。出席者が少ない場合、討論に時間をかけられる利点もある。それをしないで、シャンシャンで終わらせるとは、近頃もって解せないことである。 
出席者80名といい、その運営の仕方といい、つくる会はどうしたのか?2年後に採択を控え、討論の時間は、いくらあっても足りないのではないのか。懇親会までに時間を持て余すような、会員の不審をかうような運営をするとは、執行部に人がいないと思われても仕方がない。嫌なことを言うようだが、こんなことでは次回の総会に、来る人が更に減るのではないかと心配でならない。

  

つくる会の危機(7)
その後の情報によって分かったこともあるので、前項に続いて、つくる会総会について述べる。出席していないので詳細を知らずに言うので、誤りがあれば正していただきたい。
① 自由討論の時間が削除になっても会員から異議が出なかった。
※ 会の自浄能力が無くなってしまったのか?不思議でならない。お膝元の東京、東京三多摩からの出席は、地方に較べれば多いと思う。しかも、多士済々であることは承知している。その人達も口をつぐんでいたのか。余る程時間はあったのにである。
② 一社化についてはどうだったかについて知りたい。
※ 私の認識では、過去最大のつくる会存亡の危機だった。育鵬社が「合併OK」と言った瞬間につくる会はなくなったのである。八木のために立ち上げた育鵬社が八木を除外する筈はない。ガセネタにすがって総会にも図らず合併を謀ったことは、誰の主導か知らぬが、除名に値する。これについてどんな総括(反省)がなされたのか。
なお、これは「総会マターではない」と、何かの講演会の席で藤岡先生が公言したそうだが、定款を読んでのことなのか。
③ 鈴木敏明著「保守知識人を断罪す」についてどうだったのか。 
※ 鈴木氏が発言したらば、それを遮って発言を封じたと聞くが、本当か? 仮に「断罪す」がトンデモ本であったとしても、それならば尚更堂々と反論すればいいことで、発言を封じたり、自由討論を避けたりするとはあり得ない。言論で国民の洗脳からの覚醒を図るつくる会は、いつから宗旨替えをして、言論封殺に回ったのか。(後略)


上記ブログで指摘されている「ガセネタ」について、拙ブログは3月12日に下記のように書いた。

日本教育再生機構(八木秀次理事長)が育鵬社に訴訟窓口の一本化を確認する文書を出し、それを入手した藤岡信勝らが「八木と育鵬社が対立している」と早合点して、「八木と決別して俺たちを入れて」と申し入れたのである。当然、育鵬社から「なんか勘違いしてませんか?」と一蹴された。


日本教育再生機構が育鵬社に出したとされる文書について、拙ブログは全力を挙げて調べたが、文書が本物だと確認することはできなかった。というより、文書は存在しなかったと判明したので、上記記述を撤回する。
 
文書は確かに存在するというなら、「新しい歴史教科書をつくる会」執行部は入手元を明らかすべきだ。拙ブログに連絡してほしい(連絡先=group1984@outlook.jp)。できないだろう。存在しないからだ。

川又和敏の言う通りガセネタだったのだ。「ガセネタにすがって総会にも図(ママ)らず合併を謀ったことは、誰の主導か知らぬが、除名に値する」と川又和敏は書いているが、ガセネタを元に育鵬社への合流を主導したのは藤岡信勝(拓殖大学工学部非常勤講師)である。藤岡信勝は早合点したのではなく、でっち上げたガセネタを「新しい歴史教科書をつくる会」執行部に持ち込んで「八木と育鵬社が対立しているから今がチャンスだ」と言って育鵬社に合流しようとしたのだ。「つくる会」の川又和敏が「除名に値する」と怒るのは当然だし、日本教育再生機構や育鵬社の側にとっても藤岡信勝の受け入れなどあり得ない。もちろん日本教育再生機構と育鵬社の対立など当時も今もない。
 
繰り返すが、藤岡信勝が「そうではない。あの文書は本物だ」と言うなら、入手元を教えてほしい(連絡先=group1984@outlook.jp)。
 
できない。文書は存在しないから。
「新しい歴史教科書をつくる会」というサークル内の西尾幹二派である鈴木敏明という会員が出版した『保守知識人を断罪す―「つくる会」苦闘の歴史』という本で藤岡信勝(拓殖大学工学部非常勤講師)を糾弾しているそうだ。拙ブログはこの本を入手していないので、ブログ「正統保守の敵『つくる会』一部首脳を追撃します」から盗作させていただく。
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扶桑社の教科書を継承している育鵬社の教科書は扶桑社の教科書を盗作している―というわけの分からないデタラメ宣伝を続けてきた「新しい歴史教科書をつくる会」というサークルのインチキぶりと内部対立がまたまた明らかになった。
 
1月8日に育鵬社に合流したいと哀願して断られた「新しい歴史教科書をつくる会」 ←クリック は、ホームページ←クリック で「4月15日、東京地裁に提訴したことを報告いたします」「『つくる会』としてはやむなく、法的手段に訴えることになりました」「『つくる会』としては…この問題の提訴に踏み切りました」と公表した。当初は4月1日に提訴すると言っていたが、「正統保守の敵『つくる会』一部首脳を追撃します」に「エイプリルフール」と指摘されて、よりによって金日成の誕生日に記念日闘争を行ったのだ。北朝鮮がわが国にミサイルを撃つかもしれないと国民が警戒する中、何をやっているのか。
 
さて、仮に著作権問題が存在するとしても「新しい歴史教科書をつくる会」というグループは当事者ではないので「つくる会が提訴した」というのは嘘発表だ。では、原告は誰なのか。な、な、なんと藤岡信勝1人なのだ。西尾幹二派の鈴木敏明という人が今月出版した『保守知識人を断罪す―「つくる会」苦闘の歴史』という本で明らかにしている。
 
おかしいではないか。扶桑社の教科書を継承している育鵬社の教科書は扶桑社の教科書を盗作している―というわけの分からないデタラメ宣伝を続けてきた「新しい歴史教科書をつくる会」側はこれまで「育鵬社は平成18年度版扶桑社教科書の執筆に関わった西尾幹二、高森明勅、坂本多加雄(故人)、藤岡信勝と、平成22年度版自由社版教科書の発行元である自由社の著作権を侵害している」と言ってきた。
 
ところが、西尾幹二も高森明勅も坂本多加雄氏の相続人も自由社も提訴しなかったのだ。ちなみに、「新しい歴史教科書をつくる会」内部の事情通によると、藤岡信勝は「つくる会」副会長の高池勝彦弁護士や自由社監査役の三堀清弁護士、保守派の荒木田修弁護士に「弁護団」入りを打診して断られ、代理人は福本修也弁護士(東大原理研究会出身で1988年の統一教会の合同結婚式に参加)だけになった。そりゃそうだ。勝てない裁判なんて誰も関わりたくない。
 
この西尾幹二派の鈴木敏明氏の本には興味深い事実が紹介されている。3月9日に東京・西池袋の豊島区医師会館で開かれた「新しい歴史教科書をつくる会」東京支部系の研修会で、西尾幹二自由社による扶桑社教科書からの盗作問題←クリック を取り上げ「育鵬社の盗作を告発することは、同質のことをこちらもしている以上、道義的にも世間的にも成り立たないと判断し、もともと『つくる会』の理事でもなく、すでに辞任している立場でもあるので、裁判には参加しない」と宣言していたのだ。「正統保守の敵『つくる会』一部首脳を追撃します」もこの西尾発言の詳録を独自に入手した。
 
西尾幹二派の鈴木敏明氏はこの本で、西尾発言を紹介するだけでなく藤岡信勝批判を繰り広げている。①自由社と「新しい歴史教科書をつくる会」による扶桑社教科書文化史記述盗作問題②「新しい歴史教科書をつくる会」による育鵬社への合流哀願問題③藤岡信勝による育鵬社提訴問題―について、次のように書いている。
今回の「つくる会」の歴史教科書が文化史面で4カ所盗作していたという確認は、私たち「つくる会」の会員にとってまさに青天の霹靂です。一昨年の平成23年の教科書採択戦時に年表流用問題が育鵬社側から指摘され、謝罪し「つくる会」の藤岡信勝会長が杉原氏に替わった。今回の文化史の盗作では歴史教科書の代表執筆者の藤岡信勝氏が代表執筆者の地位を返上した。
(中略)しかし責任をとって代表執筆者を降りただけでは軽すぎると思います。こう思うのは会員では私だけではないでしょう。私には今回の文化史盗作は、致命的な失態だからです。(中略)
私は、藤岡氏は代表執筆者の地位を降りるだけでなく理事をも降り、一会員になるべきだと思います。そして育鵬社との盗作の話し合いにも出席すべきではないと考えています。(p205~206)

育鵬社が教科書の一体化を拒否したのは当然でしょう。彼らもなぜいまさら教科書の一体化を要求してくるのか理由がわからないからです。その話を聞いた私は、「執行部は、気がくるったのでしょうか」というメールを「つくる会」のメイリングリストに送りました。(p209)

文化史盗作が表面化したのは1月7日でした。執行部(杉原誠一(ママ)郎会長)が育鵬社への一社化を申しでた日は1月8日です。これはいくらなんでもおかしいと西尾氏は言いました。自分の側に過失が判明したら、しばらく反省し、理事会で討議し、それからゆっくり次の手を打つのが常識でしょう。
まるで自分の犯した過ちをごまかすかのように、あわてて即日に自分を売り込むような、理解できない迷走ぶりを展開したのがこの件における執行部の行動でした。中心にいたのは、藤岡信勝氏自身でした。西尾氏が辞めてから「つくる会」が藤岡氏の独走体制で運営されてきた欠点がもろに出たのではないかというのが、西尾氏の推測で、従ってこういう不合理な体制が徹底されて改まらない限り、自分は協力を続けることはできないという判断でした。(p210~211)

「つくる会」側から育鵬社との一体化を、会員の意見も聞かずに執行部独自で提案し、育鵬社側に拒否されているのです。私に言わせれば、執行部自ら「つくる会」を裏切っているのに等しい。
これほど重要な問題にもかかわらず会員には一切知らされず、今年3月9日の「つくる会」の講演日は、藤岡理事は、「これは総会マターではない」、総会にかけるような問題でないとはっきり公言さえしているのです。彼は一体何様なのかと聞きたいくらいです。やっていることの幼稚さがわかっていないのです。(p220)

提訴したのは藤岡氏だけです。西尾氏と高森氏は、提訴辞退です。状勢が変わったのです。つくる会が歴史教科書の文化史で育鵬社と同じ盗作を指摘され、つくる会は謝罪しているからです。こうなると提訴する道義的理由はなくなるし、法的根拠もあるのかどうか分かりません。提訴しない方がよいのかどうかがむずかしくなってしまったのです。提訴するかしないかは著作権者の判断ですから会員は、提訴に賛成か反対か悩むところです。こういうむずかしい問題になっているのに、東京地裁に提訴したことだけを報じるのは姑息な手段のような気がしてなりません。なぜなら藤岡氏は、「つくる会」東京支部主催の講演で、西尾氏が、すでに触れていますが、3月9日の講演で「つくる会」が育鵬社と同じ罪を犯したのだから、「私は提訴しません」と公言しているのです。その西尾氏の発言を藤岡氏は直接聞いて、講演終了後の質問時間に立ち上がって「私は提訴します」と反論しているのです。私はその両者の発言を聞いているのです。にもかかわらず、「東京地裁に提訴した」だけの情報では、西尾、藤岡、高森の3氏が提訴したという誤解を会員にあたえてしまいますし、西尾氏と高森氏には、大変迷惑だと思います。(p221~222)

「つくる会」執行部のなかには、多くの敵に必要以上にきらわれ、味方には彼の支援者がいますが、多くの会員から徹底的にきらわれる人物がいるのです。この人物についての詮索はここではいたしません。しかし「つくる会」は、この人物をどう処理して解決していくか、また組織をどう変えてゆくべきか、いわゆる組織変更は、これからの「つくる会」の重要な課題だと思います。(p224)

「気がくるった」「一体何様なのか」…。西尾幹二派の鈴木敏明氏は要するに「藤岡信勝は引っ込んでろ」と言っているのだ。
 
育鵬社は盗作しているとか、八木秀次氏は中国のスパイだとか、事実無根のマインドコントロールを受けているのは藤岡信勝派にも西尾幹二派にも共通しているが、西尾幹二派には筋が通っている面が一部あることは確かだろう。
 
30日に開かれる「新しい歴史教科書をつくる会」総会では①自由社と「新しい歴史教科書をつくる会」による扶桑社教科書文化史記述盗作問題②「新しい歴史教科書をつくる会」による育鵬社への合流哀願問題③藤岡信勝による育鵬社提訴問題―について、藤岡信勝派と西尾幹二派が徹底的に話し合ってみてはどうか。

 
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拓殖大学工学部非常勤講師なのに客員教授だと言い張っている藤岡信勝センセイ(かつては教授と詐称していた)はこれまで計4回の民事提訴と刑事告訴を行っている。
 
 ①自らの共産党離党時期に関するデータを流布したとして八木秀次氏に損害賠償を求めて平成19年7月、東京地裁に提訴平成22年1月、最高裁で敗訴確定
 ②上記について平成19年秋、八木秀次氏らを業務妨害罪で東京地検に告訴平成21年不起訴
 ③扶桑社に歴史教科書の出版差し止めを求めて西尾幹二らとともに平成20年6月、東京地裁に提訴平成21年8月、東京地裁で敗訴確定
 ④自らの教科書記述の著作権を侵害したとして育鵬社、伊藤隆氏、八木秀次氏らを平成25年4月、東京地裁に提訴(敗訴の見通し)。
 
①~③の藤岡信勝側代理人は福本修也弁護士。④についても事前のやり取りで福本弁護士が登場しているので福本弁護士が代理人と思われる。
 
福本修也弁護士が東大原理研究会出身で1988年の世界基督教統一神霊協会(統一教会)の合同結婚式に参加した事実などについては拙ブログで再三再四紹介してきた。
週刊新潮平成21年10月22日号
 ■藤岡信勝の代理人弁護士が霊感商法事件の公判で言われたこと
 ■藤岡信勝の元代理人弁護士が活躍中
 ■警察を批判する福本修也弁護士(藤岡信勝客員教授の元代理人)
 ■統一教会「弾圧」と闘う藤岡信勝代理人弁護士
 ■文鮮明死去…藤岡信勝はどうすればいいのか
 ■藤岡信勝の代理人またも福本修也弁護士
 
藤岡信勝が代理人に福本修也弁護士を選び、連戦連敗しても使い続けていることについては「新しい歴史教科書をつくる会」の一般会員からも疑問の声が出ている。
 
その福本修也弁護士が新居をお建てになったという記事がネット上に出ている。
 「統一教会顧問弁護士、福本修也氏 .渋谷区松濤2丁目に地上3階建ての豪邸所有」
 「統一教会幹部信者弁護士が都内一等地に3億円(推定)豪邸を建設していた! 」
 
藤岡信勝非常勤講師が払った弁護士報酬は、トイレのドアくらいにはなっているのではないか。
藤岡信勝の肩書詐称驚いた。きょうの産経新聞の高校教科書検定の記事に「拓殖大学の藤岡信勝教授」とある。拙ブログ読者ならご存知の通り、藤岡信勝は4年前の平成21年3月に拓殖大学を退職しており、教授ではない。そもそも「正論」欄や月刊「正論」が藤岡信勝を干すと決めた産経新聞がなぜ藤岡を使ったのか不思議だが、それはさておき教授じゃない人間を「教授」と書くとはとんでもない間違いだ。
 
拙ブログで何度も取り上げてきたが、藤岡信勝は拓殖大学を退職した後、非常勤の「客員教授」でしかなかったが、ネット上で指摘されるまで1年半にわたって「拓殖大学教授」と詐称し、論文を発表していた。
 
■藤岡信勝、オマエ客員教授じゃないか!
■「藤岡信勝の肩書詐称」に言論弾圧
■「新しい歴史教科書をつくる会」会長のセコい肩書詐称/二階堂ドットコム
■チャンネル桜が「客員教授」に変更【藤岡信勝の肩書問題】
■あした「客員教授」デビューですか? 藤岡信勝先生
■藤岡先生は客員教授だったんですね? チャンネル桜キャスター一同
■検定申請でも肩書きを詐称した藤岡信勝(客員教授なのに「教授」)
 
今回また肩書を詐称して「拓殖大学教授」として新聞に登場したわけだ。だが「教授」に復帰したという可能性もあるかもしれないと拓殖大学ホームページの教員紹介ページで調べてみた。
藤岡信勝は拓殖大学工学部非常勤講師

な、な、なんと藤岡信勝の今の肩書は「工学部非常勤講師」である
 
渡辺利夫学長に近い筋に聞いたところ、平成23年4月から「工学部非常勤講師」なのだそうだ。
 
藤岡信勝は「私は拓殖大学日本文化研究所の客員教授です」と言っているそうだが、日本文化研究所の客員教授を検索してみると…
拓殖大学日本文化研究所に客員教授はいない
 
該当者なしと出る。日本文化研究所はほとんど実体がないようで、拓殖大学に電話して「日本文化研究所お願いします」と言っても「電話は…ありません」との返事だった。
 
いったいどういうつもりなのか。君はそれでも学者か。拓殖大学工学部非常勤講師の藤岡信勝クンよ。
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