藤岡信勝研究
「新しい歴史教科書をつくる会」前会長、元拓殖大学非常勤講師の藤岡信勝先生の業績や関連団体について多角的に研究
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扶桑社版を継承する育鵬社の中学校歴史・公民教科書の市販本が28日に発売されたので買ってきた。さすが渡部昇一先生監修の教科書で、正統保守待望の内容だ。

一方、「新しい歴史教科書をつくる会」というサークルの会長である藤岡信勝拓殖大学客員教授(サークルのHPで教授と詐称)が代表執筆者を務める自由社版歴史教科書の市販本も発売された。

買わなかったが、つくる会会員が送ってくれた。読まなかったが、ネットで批判が出ていたので見てみた。なるほど、つくる会会員が「西尾幹二先生が嘆く内容だ」と言うのもうなずける(もっとも西尾幹二は執筆者に名を連ねているから嘆く資格はないが)。
 
藤岡信勝は南京大虐殺の虚構を訴えるのをやめたらしい。自由社版歴史教科書の記述はこうである。

遂に南京虐殺を認めた藤岡信勝

南京占領の際に、日本軍によって中国の軍民に多数の死傷者が出た(南京事件)。


現行の自由社版は「このとき、日本軍によって、中国の軍民に多数の死傷者が出た(南京事件)。なお、この事件の犠牲者数などの実態については資料の上で疑問点が出され、今日でも研究が続いている」である。
 
今回の自由社版は「なお、この事件の犠牲者数などの実態については資料の上で疑問点が出され、今日でも研究が続いている」をすっぽり落としている。

「南京戦」「南京攻略」「南京陥落」の際に日中双方に犠牲者が出たのは戦争だから当然である。それをわざわざ「日本軍によって中国の軍民に多数の死傷者が出た(南京事件)」などと書くのは、日本軍による不法殺害を認めた記述である。
 
「なお、この事件の犠牲者数などの実態については資料の上で疑問点が出され、今日でも研究が続いている」と付記することによって、不十分だが、かろうじてバランスを保っていた。それを削れば、「虐殺」という言葉は使わないものの虐殺があったと言っているのと同じである。

今回の記述変更で、藤岡信勝の化けの皮が完全に剥がれたと言えるだろう。

参照サイト
 ★南京事件への疑問を削除した自由社版教科書-記述検証〈1〉
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